新車を切る!
- Yuji Kitahara
- 2017年8月29日
- 読了時間: 1分
特殊架装では迷うことなく「切る」ことが必須です。
しかし簡単に「切る」わけではなく、経験と知識により綿密な計算のもとにようやく「切る」ことができます。
相手が新車であろうと容赦なく「切る」。
毎年依頼のある「屋根切」の仕事。
新車ハイエース コミューターのハイルーフ屋根をノーマルの高さまで落とし込みます。
しかもワイド幅のハイエースにはノーマル高さのバックドアも設定が無いために
バックドアを半分に切断してドアを作ります。
言葉で表すとこれだけなのですが
初めて工場を訪れる人が「屋根切」の光景をみると
「ひどい事故車ですか?」
と良く言われます。
「いいえ、新車ですよ。」
と答えるとお客様は驚かれます。
経験によって蓄積された知識。
知識によって生み出される技術。
技術を駆使して得られる経験。
まさに職人の世界です。


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