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歪測定 Rover MINI

  • Yuji Kitahara
  • 2020年6月20日
  • 読了時間: 2分

今回の歪測定試験はRover MINIでした。

やはり個人的にMINIといえばこのスタイル。今も自動車の基本がぎっしりと詰まったこの小さな車に魅力を感じます。

試験車両はルーフを大きく開口してあります。それによってボディの歪が規定に当てはまるかを検証します。

古い車といってもモノコックボディ。ボディの一部を切ってもボディ強度に影響が出てきてしまいます。

とは言っても今までの経験上、余程の重要骨格以外であればボディが折れてしまうような結果にはなりません。

さて実測ですが、二輪車の側車を除いては通常二人1組で試験を行います。

ドライバーと計測者。

MINIの狭い空間の中に二人乗車して、測定器をセットして重量合わせの土嚢を載せて時速40キロで規定の段差を越えた時のボディの歪みを歪ゲージを用いて計測します。

しかしMINIです。足回りも現代の普通車とは全く異なります。

段差を乗り越える度に機械やパソコン、測定者も浮き上がります。

今回の測定箇所は20か所。

1回の測定では8チャンネルなので3回設定し直します。さらに1回設定で念のために2~3回はデータを取ります。

そうして10回以上の計測を終えるとさすがにキツイですね。

結果は思った以上にボディは強かった。さすがMINIです。

歪測定

相変らず愛くるしい佇まい。

歪測定

室内は歪ゲージが至る所に張り巡らされています。

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